美味しい喫茶店でコーヒーを飲むと、どうやったらこんなに美味しくコーヒーが淹れられるのだろうかと感心してしまう程度の腕なのですが、本やコーヒー屋さんから読み聞きした情報を元に作ると、割と美味しくコーヒーが淹れられるようになってきました。そのチップをシェアしたいと思います。
ペーパードリップに必要な道具
絶対に必要な道具としては
- ドリッパー
- コーヒーサーバー
- ペーパーフィルター
- コーヒー豆
無くてもいいが、あったらいい道具は
- ミル
- ドリップケトル
いい感じの豆を手に入れる。
次に豆選び。ここが一番重要です。どんな達人でも古く酸化した豆では美味しいコーヒーは淹れられないと思います(わからないけど)
あとなるべく焙煎してから日が浅いものが良いです。ドトールなどのチェーン店の豆だと回転が一番早いであろうマイルドブレンドといった、お店の顔的な豆が比較的新鮮なものが多い気がします。
写真はなぜか茨城では「スタバ」すら圧倒するサザコーヒーの豆。ここの「ゴルダ」という豆が好みです。
豆の量はしっかりと計量し、淹れる直前に挽く
思えば、大きく味が変化したのはミルを購入したことです。それまではコーヒー豆を購入する際に袋ごと挽いてもらっていたのですが、やはりコーヒーを淹れるたびに挽く方が格段に味が上がります。
10年前に買ったミルは長持ちしていて、今も現役です。
小型のミルもありますし、それほど高い投資ではないので、ミルの導入はかなりおすすめです。
豆の量は一杯:12g 二杯:20g 三杯:30g位が目安のようです。
きちんと計量すると味は落ち着いてきます。
フィルターはこんな感じに折り目をつけて、
ドリッパーにセットします。
ここに挽いたコーヒーの粉を入れ、少し揺らして平らに均します。
85度くらいのお湯で
お湯の温度でコーヒーの味が変わることを知った時は少し驚きました。それまではグツグツと沸騰したてのお湯でコーヒーを淹れてたので。
なんでも100度で淹れたコーヒーは不必要に苦味や雑味が出てしまうそうです。
そういえば緑茶もそうですね、緑茶も高温のお湯ではいけません。
確かに85度のお湯で淹れたコーヒーは角がとれ、一層柔らかな味わいになります。
お湯を沸騰させ、4、5分くらい時間を置くとだいたい適温になるようです。
沸騰させたケトルをしばし放置。
一度蒸らす
少し冷ましたお湯をコーヒーの表面に注ぎます。蒸らす時間は20秒程度。
新鮮な豆だと、表面が結構大きく膨らみます。
三回に分けて抽出する。
蒸らし終わると、いよいよコーヒーを抽出していきます。
一般的に言われているのはコーヒーの中心辺りから「の」の字を描くように真ん中から外側へとお湯をを注いでいく方法です。細い湯筋で、ぐるぐると弧を描きながら、湯を注ぎます。注ぎ口が細いケトルを使うと楽に注げます。
一投目は全体の半分の量の湯を目安に注ぎます。
全部のお湯が抽出する直前に二投目をスタートさせます。一投目と同じように弧を描くようにお湯を注ぎます。湯量は一投目の半分を目安に。そして三投目は二投目のそのまた半分。
作りたい人数分の目盛りの量まできたら、湯が残っていたとしてもドリッパーを降ろします。
これで完成です。
総じて少しの手間をかけることが重要
前々から、忙しい日の朝に慌ただしく作ったコーヒーよりも、休日にゆっくりと淹れたコーヒーの方が美味しい気がしてたんですよね。まぁ気持ちが起因している部分もあるかもしれませんが、きっとコーヒー豆の量が適当だったり、沸騰したお湯で抽出したり、抽出が荒っぽくなっていたり、雑になってしまっているからだと思います。
上記の方法で淹れたとしても10分足らずですから、平日も少し時間をかけてコーヒーを淹れてみたいと思います。