台湾に行って帰ってくると生じる台湾ロス。台湾好きの人なら覚えがあるのではないでしょうか。
牛肉麺食べたい。
モチモチの水餃子を食べたい。しかも現地のように安く……
しかし関東で美味しい讃岐うどんを食べることが困難であるように、またいくら日本食が世界に普及しようが、美味しい蕎麦を食べることが海外では困難であるように、現地のような牛肉麺を日本で食べることは困難を極めます。
それでも日本で台湾気分を味わいたい!という人のために悪あがきのチップをシェアします。
ディンタイフォン(鼎泰豐)に行く。
安直ですが、牛肉麺を食べたい時、僕はだいたいディンタイフォンに行きます。
鼎泰豐(ディンタイフォン)は小籠包が看板メニューの点心料理店です。1958年に台湾台北市で食用油を取り扱う油問屋として創業した鼎泰豐は1972年に小籠包を始めとする点心料理の販売を始めました。
鼎泰豊の小籠包は地元の皆様を中心に美食家達の評判を呼び、新聞や雑誌のグルメコーナーでも紹介される人気レストランとなりました。1993年にはニューヨークタイムズ紙で「世界の人気レストラン10店」の1つにも選ばれ、一躍知名度が上がり、台湾国外からも多くの観光客が来店する世界的なブランドとなりました。
台湾を訪れたら欠かさずディンタイフォンに立ち寄るという方も多いのではないでしょうか。
ディンタイフォンは1996年に初めて東京のタカシマヤタイムズスクウェアに出店し、2018年現在では19店舗が国内に出店しています。
日本の店舗の料理は台湾料理で特徴的な五香粉の香りが抑えられているような気がしますが、概ね料理は現地そのもので、本当に美味しいです。
特徴的なお箸から、店員の制服まで現地の店舗と同じですから、店内に足を踏み入れるだけで一気に台湾気分が味わえます。
どの店舗も混んでいるので、お昼時などは時間の余裕を持って訪れる必要があるのが難点ですが、それにしてもディンタイフォンが日本に出店していてよかった。
夜市を求めて東京の街を彷徨う
台湾ロスの原因は割とこれにあるような気がします。それは……
夜市!
日本にも魅力的なスポットはいくつもありますが、台湾の夜市はどこにもありません。なにやらわけのわからない食べ物。強烈な臭豆腐の香り。ずっと漂う五香粉。
初めて行った時は驚いたものですが、一度慣れてしまえば、むしろ夜市が生活にないのが寂しくなるもの。
僕はそんな時、絶対に失敗しないディンタイフォンを選択肢からそっと外し、グーグルで調べた情報を元に、街をさまよい歩きます。
今回訪れたのは台南担仔麺 新宿店。
食べログやブログ記事などでレビューを読むと多くの方が牛肉麺を褒めています。
これは期待できそう。
屋台風の店内とあいまって、想像力をフル活用すれば夜市気分が味わえなくもありません。
麺はコシがあり、スープもしっかり牛肉のだしが出ていました。
空心菜も美味しかったし、ハズレではなかったようです。
今回は食べませんでしたが裏メニューで魯肉飯も食べれるそうなので、次の機会があったら是非頂きたいですね。
台湾のインスタント麺を食べよう。
牛肉麺が食べたい時に一番気軽なのは台湾製のインスタント麺を食べることです。
一番お気に入りなのは満漢大餐というインスタント麺です。
パウチに入った牛肉が付いており、スープも美味しい。
少しお高いですが日本でも買うことができます。
現地では三個パックで500円でしたから、日本ではやはり割高です。
味味A香辣牛肉湯麺は輸入ショップなどで150円くらいで買えます。
ただ麺に関しては日本のインスタント麺に分があるようで、どれも日本のものよりコシがないように思えます。
ただし僕はサッポロ一番とかチャルメラといった古参のインスタント麺も好きなので全然気にならないです。
一番は台湾に行くこと
結局のところ、バニラエアとかで安いチケットを買って週末にさっさと台湾に行くのがベストです(元も子もないけど)。あれだけバラエティ豊かな牛肉麺は日本にはないですから。
だけれども、日本で少しでも台湾気分(牛肉麺食べてぇ)が味わいたい人は上記のようなチップがおすすめです。
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